人と関わることでしか劣等感はなくならない説一理あり

女子としても仕事人としてもエリートコースを歩めなかったことのコンプレックスは、成れなかった人間として生きていく情けなさ、極端に言うとこの人生に意味があるんだろうかという考えになってしまう。

私の定義するエリートコースじゃない女性はたくさんいるわけで、そういう人と出会うと自分の世界観の狭さを認識するとともに、エリートコースでない人の良さも分かる。

まず子どもを何よりも大切にする。自分よりも大切にしている。エリートコースな人は自分がしたいことと子どもがしたいことのバランスを取って子育てしているかなと思う。子どもにやりたいことを極限までやらせてあげるには結構な自己犠牲というか我慢、自己抑制が必要で、そうすることが良いこととは断言しないけれど、私は好きなだけ好きなことを楽しくやっている子どもを見ると嬉しくなる。

子どもの良いところ、すごいところを嫌味なく他人に謙遜しない人も素晴らしい方針で学ばなくては。子どもは大人の話を聞いているから、でもこれができないとか、でもこれしかできないとか、私が劣等感に苛まれるまさにその要因の思考で子どもについて他人に語ってしまうのは本当に直さなくては。