寅さんだけどしょうがない

夫は非常に優秀な理系博士で、キャリアも非常に順調。反して私は根っからの文系で、キャリアは行き当たりばったり、転職ですごく苦労して年収も下がった、今はアメリカの郊外に住むため私にできる仕事が全くなく専業主婦中。私ってお金を稼ぐことにおいて無能、な自己イメージだ。私は理想のキャリアモデルとか持ってない、大好きな架空のキャラクターはフーテンの寅さんとサザエさん一家、稼げなそう。でも私はそれでいくしかないんじゃないかなって、いま思っている。

 

近い将来都会に移住予定で、経済的な安定のためそこでは私も働く約束なので、夫からもっとロジカルに計画して理想の仕事へのステップを踏んだらと言われた。その通り!前向きに受け止めたいけど根っからのネガティブでもある私は過去の自分の将来設計の無さへのがっくり感と夫に呆れられてる、、という気持ちで心が沈むのです。でも、もうそれが私。寅さんだから、私。

 

夫の母親は適正と給料の観点から小学校教員から会計職に転職したしっかり者。気丈夫で明るい。反して私は目の前の好き嫌いと感覚で生きてきたお金の苦労をしたことがないちゃらんぽらん。自分に自信がなくて大人しくて緊張しい。

夫にはなんで自分の母親みたいに稼げるように転職できないの、なんで稼げるように勉強してこなかったの、と言われたこともある。

日本の教育って、少なくとも私の世代は稼ぐ事働く事に教育の重点がなかった。

前は自分の摂食障害が理由でちゃんと働くことへの準備ができてなかったと思ってたけど、それだけじゃないと今は思う。偏差値の高い大学に行けばオッケーだった。大学では学科と職業が関連しないし、勉強した内容なんて就職には全く関係しない。今でも何したら就活うまく行ったのわからない。今過去の自分にアドバイスするとしたら、就活向いていないよ、院に行って研究者になるか、好きな事に熱中すればそれでいい、だな。だって私は寅さん、計画的に稼ぐために専攻選んだりしません。でもたくましいのでなんとか生きてく分は仕事していける。

 

自分にダメ出しばっかりしてると他人もそうされてしまうなって気づいて自己認識を書き直し中。あと、違う自分だったらもっといいって思ってるとそれが私の人生になってしまう。人生ももう半分hなのにそんなのいや。今のままでもいい。The Amazong world of gumballのダーウィンみたいな。そして寅さんみたいな。寅さんて自己嫌悪もするけど自分でもいいって思ってるよね。実在しないから分析するのも何なんですが。

https://youtu.be/LvgxRGFUr-s

 

仕事は、子供に対して自信を持って自分はこれができるって言えるようでありたい。

子育ては今は、彼が自分を肯定的に受け止められるように十分な注意を向けてあげたい。

夫婦では、おちゃめな女性でありたい。

たぶんできるでしょう。

夫に寅さん見せてあげたいなあ〜。